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小学校と中学校 算数と数学の違い

小学校6年間算数と呼んでいた教科は、中学校に入学すると数学と名前が変わります。



名前が変わると書きましたが、果たして名前が変わるだけで数学は算数の延長なのでしょうか?

「算数は得意だったけど、数学は苦手・・・。」
というお話しをよく聞きますが、原因は算数と数学との違いにあるのかもしれません。









算数で扱うのは、具体的な世界つまり日常の現実のみです。

例えば、リンゴが3個、池の周りが200メートル、花だんの広さが6㎡、200円のケーキの15%引きなど
日常に存在するものの数量や割合を扱います。


当然ながら生きていく上で直面するような計算や損得をはかることが目的ですから、
算数に求められるものは答えの正確性です。
計算結果と、単位や割合の理解の正確性が重視されます。





それに対して数学が対象とするのは、抽象的な世界です。
負の数(マイナス)や平方根(ルート)など、日常にはあまり登場しない数を扱います。


何のために?

算数では日常生活で体験する具体的なことを扱いましたが、これを元にして、
まだ見ぬ知らない世界のことや日常に体験できないことを論理的に推理・推測し、考える。
これが数学です。

まだ見ぬ知らない世界とは、例えば深海や宇宙
日常に体験できないこととは、例えばミクロやナノの世界のことです。



宇宙もナノも興味ない人には数学を学習する意味が無いのか?といえばそんなことはありません。


生きていく上で直面する様々な問題を解決するためには、
まだ起こっていないことを予測し、推理・推測する「論理的な想像力」が必要です。
この「論理的な想像力」を養うために数学の学習はとても有効です。





すると、ここで重視されるものが変わってきます。
算数で重視された答えの正確性よりも、数学ではなぜそうなるのかという理由、
つまり論理や理由が重視されるように変わるのです。


極端な話ですが、算数では答えさえあっていれば良いと言えます。
だから、途中式を書かない子が多くなりますよね。

これに対して、先生や親が途中式も書きましょうと注意するのは、
数学が始まると、答えよりもそれに至る過程(プロセス)の正しさが評価されることによります。
(ここをうまく説明しないと、途中式を書かない子はいつまでも書きません。)







答えの正確さが重視されていた算数では、答えの出る方法だけ機械的におぼえてしまえばそれでOKとされます。

そして、算数の延長として数学をとらえてしまう中学生は、今までと同じように答えの出る方法だけを暗記しようとします。

しかし、中学数学の解法をなぜそうなるかという理由や理屈も考えずに、すべて暗記することは不可能です。
そして、数学が苦手になっていく生徒さんは多いのではないでしょうか。




それでは、中学1年生に上がるときに気をつければ良いのでしょうか?

いいえ、そうではありません。
小学生でも、計算はできるが文章題ができないという子は黄色信号です。



なぜならば、計算問題は答えの出る方法が限られます。
4種の筆算(+-×÷)を使うか、分数の足し算引き算なら通分するかどちらかです。

しかし文章題から式をつくる問題はほぼ無数につくることができるため、答えの出る方法を覚えきれません。
式をつくるためには、数学的な「論理的な想像力」が必要となります。



つまり小学校の時点で、数学苦手予備軍は発見できますし、早めのトレーニングで「論理的な想像力」を身につけることができます。


くり返しになりますが、この「論理的な想像力」は日常生活の問題解決、つまり生きていくためにとても必要な能力なのです。


 

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